(※この記事は2019年3月15日に書かれた内容です)
「乳幼児用液体ミルクとはどんなものか?」
2019年3月11日に日本で初めて製造、販売された「江崎グリコ アイクレオ赤ちゃんミルクとはどんな商品なのかを知りたい」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
液体ミルクアイクレオ赤ちゃんミルクの事は知っているけど、もう少し詳しく知りたいという方はこちらの記事もどうぞお読みください。
こんにちは、みっち@childminder7です!今日は、赤ちゃんの体の成長には欠かせない食事のお話です。
赤ちゃんは、産まれて5~6か月程で離乳食が始まりますが、離乳食が始まるまでの栄養源と言えば、お母さんの母乳かミルクです。
つい先日、赤ちゃんの食事の一つでもあるミルクについて大きな変化がありました。
ミルクの大きな変化というと、2019年3月11日に江崎グリコより「アイクレオ赤ちゃんミルク」が日本で初めて液体のミルクが発売されたのです。
という方もいるかもしれませんが、フィンランドやスウェーデン、スペイン、フランス、ロシアなどの諸外国では当たり前に使われている液体ミルクは、日本では2019年3月11日まで販売されていませんでした。
という方もいるかもしれませんが、それは海外メーカーで製造、販売された商品を輸入して使用しているのです。
日本でも2019年3月11日より販売が開始され、注目を集めている乳児用液体ミルクですが初めて日本で販売されるという事で、液体ミルクの事を良く知らないという方やメリットやデメリット、安全性は大丈夫?という方もいると思いますので、ご紹介していこうと思います。
まず、結論から言ってしまうと、液体ミルクはママ達にとって、子どもとの楽しい時間を作ってくれる
超お役立ちアイテムです‼
目次
乳児用液体ミルクとはどんなもの?ミルクにも2種類ある
では、具体的に乳児用液体ミルクの紹介をしていきたいと思います。
まず、母乳の代わりになるミルクとは、誕生から12か月頃までのお子さんが、母乳の代わりとして飲むことが出来る豊富な栄養素を含んだミルクの事を言います。
また、母乳の出があまりよくない時やママが体調を崩して薬を服用し、母乳をあげることが出来ない時などの場面で使われ、子育ての強い味方です。
さらに、ミルクは主に粉状と液状の2種類に分けることが出来ます。
1つめは、粉状のミルクいわゆる「粉ミルク」というものです。哺乳瓶の中に粉ミルクを入れ、70℃以上のお湯で溶かします。
適切な温度(ミルクの温度は人肌くらいの温度と言われることが多いので、40℃くらいがよいでしょう)に冷ましてから赤ちゃんにあげます。
粉ミルクは、お湯がないと作ることが出来ず、調乳(ミルクを作ること)に時間と手間がかかってしまいますが、比較的安価で購入することが出来るのが特徴です。
2つ目は、先日、日本でも販売が開始された乳児用液体ミルクです。乳児用液体ミルクは、紙パックやペットボトル等に入っており、調乳の必要なく、そのまま赤ちゃんにあげることが出来ます。粉ミルクより高価な商品が多いです。
乳児用のミルクは、液体ミルクの他に粉状のものが一般に広く知られ使われています。粉状のミルクを「粉ミルク」液状のものを「液体ミルク」と呼んでいます。
乳児用ミルクの種類
・粉ミルク 一般に知られている粉状のミルクで、お湯がないと調乳することが出来ず、調乳に手間がかかるが比較的安価で購入できる。
・液体ミルク 海外では一般的だが、日本では存在自体をあまり知られていない液状のミルクで、調乳の必要なく簡単に赤ちゃんにあげることが出来るが、粉ミルクと比べると高価である。
乳児用液体ミルク アイクレオ赤ちゃんミルクの安全性は?高い?
乳児用液体ミルクの簡単な特徴が分かったところで、乳児用液体ミルクのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
乳児用液体ミルクは安全なの?値段が高い?デメリットは?
乳児用液体ミルクの口コミを見てみるとこの様なデメリットや疑問点が挙げられていました。
確かに、2019年3月11日に「アイクレオ赤ちゃんミルク」が販売されるまで、液体ミルクが国内での製造、販売が禁止されていたと聞くと、安全性は大丈夫だろうか?身体に悪いのではないか?と考えてしまいますよね。
なぜ日本では製造、販売が出来なかったかというと、粉ミルクは食品衛生法で「調整粉乳」として規格基準が定められていたのですが、液体ミルクは安全性確保の基準がなく、製造、販売が出来ませんでした。
しかし、2018年8月8日に規格基準を定めた省令が施行されると明らかにされ、規格基準を満たせば、製造、販売が出来るようになったのです。
さらに、粉ミルクと衛生面で比べてみると液体ミルクは完全に無菌状態なのに対して、粉ミルクは調乳の際に無菌状態にはできないことから、液体ミルクの方が衛生的で安全と言うことが出来ます。
値段が高いという口コミは、よく聞きますのでAmazonで販売しているアイクレオの粉ミルクと液体ミルクの一杯当たりの値段を比較してみたいと思います。
アイクレオ(粉ミルク) | アイクレオ(液体ミルク) | |
内容量 | 800g(125ml換算で約49本) | 125ml × 12本 |
本体価格 | 2808円(Amazon調べ) | 2592円(Amazon調べ) |
一杯当たりの値段 | 一杯あたり57円 | 一杯あたり216円 |
アイクレオの粉ミルクが一杯あたり57円、液体ミルクが一杯あたり216円と粉ミルクと比べて液体ミルクは4倍弱も割高なことがわかりました。
単純に値段だけを比較すれば、粉ミルクの方があきらかに経済的ですが、なぜ粉ミルクより割高な液体ミルクの需要が高まっているのでしょうか?液体ミルクのメリットとともにその理由を考えていきたいと思います。
乳児用液体ミルクの使い道は?どんなメリットがあるの?
液体ミルクに関する口コミを見てみると、赤ちゃんにミルクをあげる人やあげる時に関するメリットが挙げられていました。
紙パック入りの液体ミルクの必要性や需要が高まった経緯として、地震などの自然災害が挙げられます。
1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災の時など大きな災害時には、ライフラインが止まってしまい、お湯を沸かすことさえ困難になってしまいました。
ライフラインが止まり、お湯が沸かせない状況では、調乳が必要になってくる粉ミルクを作るのが困難になってしまいます。
その際に液体ミルクが常備されていれば、お湯を沸かすことのできる施設等を探す必要がなく、お腹をすかせた赤ちゃんを待たせることなく授乳できるのです。
実際に、2016年の熊本地震では、駐日フィンランド大使館から熊本の保育園に液体ミルクが寄付され赤ちゃんにミルクを提供することが出来、とても役に立ったそうです。
このように、大きな災害時に液体ミルクの存在が多くの赤ちゃんやお母さん、保育者の助けとなった背景があり、液体ミルクを備えておく必要性を感じたなどの意見が多く挙がったそうです。
液体ミルクの必要性を訴える声が後押しとなり、日本でも製造、販売が可能となった経緯があるので、災害時には常備しておくという考え方が日本にも根付いてきましたね。
ちなみに紙パックの液体ミルク(江崎グリコ アイクレオ赤ちゃんミルク)は常温で6か月程度、4月に発売予定のスチール缶の液体ミルク(明治 ほほえみ らくらくミルク)は常温で一年程度保存できます。
「あなたは自分の子供が産まれるまで、ミルクの調乳ってやったことがありましたか?」兄弟や姉妹、従妹に年下の子がいればお世話をするときにミルクをあげたことがある方はいるかもしれませんが
ほとんどの方は赤ちゃんにミルクをあげる経験やミルクの調乳の経験はないのではないでしょうか?
特に、男性はミルクの調乳のやり方など教えてもらう機会が少なく、難しいと感じてしまう方もいるのではないでしょうか?
実は、わたしも保育士になって初めて調乳を経験しました。保育士資格を取るために通っていた専門学校でも学んだことはなかったので、最初は戸惑った事を、今でも覚えています。
そんな男性や新米ママにも調乳の必要ない液体ミルクは、子育てのスタートラインに簡単に立てるという意味では、良いのではないでしょうか?
子育ては、難しく考えず、楽しく無理せずすることが大事ですので、この液体ミルクをきっかけにして、男性や新米ママが「ミルクをあげることって意外と簡単」と感じてくれれば良いなと思います。
紙パックやペットボトルに入っていることもあり、持ち運びがとても便利という声が多く聞かれます。
また、深夜に赤ちゃんがお腹を空かせて起きてしまった際も調乳することなく飲ませることが出来るので、枕元に置いていますという方もいました。
この様に、子育てがなるべくママやパパの負担にならず、お子さんと向き合う時間が増えると良いなと感じています。
液体ミルク メリット
・調乳の必要がないので、災害時にも備えておくと便利
・調乳経験がないパパや新米ママでも簡単にミルクをあげる事が出来、より一層 お子さんと向き合う時間が増える
・持ち運びが可能なので、外出時や深夜の授乳時にとても便利で、子育ての可能性が広がる
乳児用液体ミルク アイクレオ赤ちゃんミルクのメリット紹介
・泣いてる赤ちゃんを待たせない授乳までがスピーディー
赤ちゃんにとっては自分のママの母乳が一番の栄養ですが、ママの体調によっては、中々母乳が出ない時ってないでしょうか?
そんなときに液体ミルクは母乳の代わりにアイクレオ赤ちゃんミルクを使えば、赤ちゃんを待たせることなく授乳が出来ます。アイクレオ赤ちゃんミルクを哺乳瓶に移し、赤ちゃんにあげるまで、およそ10秒‼
・常温保存が可能!外出時の持ち運びが便利で、災害時にも活躍!
乳児用液体ミルクアイクレオは常温保存が可能なので、普段のちょっとした外出時にもバックの中に入れて置くことが出来ます。
粉ミルクを調乳するとなると外出時も水筒などにお湯を入れて持ち運ばなければいけません。
しかし、乳児用液体ミルクアイクレオならば、外出先で調乳することなく、移しかえストローを使い哺乳瓶に移しかえるだけで常温でも飲むことが出来ます。
また、大きな災害が起こったりすると心因的なストレスから母乳が出なくなってしまうことも、、、そんな際も常備しておくことで、お湯を使えない状況でも授乳が可能となり大変役立ちます。
・調乳が不要で誰でも簡単に、授乳することが出来る
乳児用液体ミルクアイクレオは、調乳が不要なので、誰でも簡単に我が子に授乳することが出来ます。
ミルクの調乳をしたことがなかったり、不慣れな新米ママやパパも簡単に授乳することが出来、調乳の失敗もないところが良いですね。
また、急に我が子を両親や親戚などに預けることになっても、一緒に乳児用液体ミルク アイクレオ赤ちゃんミルクを預けることで授乳に関する不安が解消されますね。
乳児用液体ミルクアイクレオメリット
・泣いてる赤ちゃんを待たせない授乳までがスピーディー
・常温保存が可能!外出時の持ち運びが便利で、災害時にも活躍!
・調乳が不要で誰でも簡単に、授乳することが出来る
乳幼児液体ミルク アイクレオ赤ちゃんミルクまとめ

2019年3月11日に日本で初めて販売が開始した乳児用液体ミルク 「アイクレオ赤ちゃんミルク」の紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか?
液体ミルクのメリット、今後の可能性も考えてみたいと思います。
・泣いてる赤ちゃんを待たせない授乳までがスピーディー
赤ちゃんがお腹をすかせて泣いているときに、お湯を沸かしてミルクを作ると赤ちゃんも、お母さんもつらいですよね。そんな時、乳児用液体ミルクアイクレオがあれば10秒で哺乳瓶に移すことが出来てすぐに授乳が可能です。
・常温保存が可能!外出時の持ち運びが便利で、災害時にも活躍!
外出時にも持ち運びが便利で、外出先でも調乳することなく授乳が可能です。また、災害時などのもしもの時にも調乳せずに授乳することが出来ます。
・調乳が不要で誰でも簡単に、授乳することが出来る
難しい調乳が不要なので、調乳の失敗がなく新米ママもパパも簡単に授乳が可能です。
この様に沢山のメリットがある乳児用液体ミルクアイクレオは、子育て世代にはとても嬉しいベビー用品であり、ママの母乳が出なくなってしまった時や、災害時等のもしもの時にも非常に役に立ちます。
また、簡単に授乳できるという事でパパの育児参加にも期待が持てます!
子育てをすることは、大変だと感じることもあるかもしれませんが、お役立ちベビー用品を使うことで子育ての環境が整い、子育てに関する不安は少なくなります。
また、子育ての環境が整う事で、お子さんと向き合う時間が増え、お子さんの素敵な一面をたくさん発見できるでしょう。
多くのお母さんたちが液体ミルクを通じて、子供と向き合う時間が増えればいいなと考えています。
今後も明治の液体ミルク「ほほえみ らくらくミルク」が3月下旬に先行販売し、4月下旬より全国のドラッグストアやベビー専門店などで販売が開始されますので、引き続き乳児用液体ミルクの紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
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